Record of life

日々の記録

春の七草

      2015/09/29

小学校の教科書に春の七草が載っていました!

昨日の夕食時の話題で、小学2年生の娘が、春の七草を全種類話していました!

暗記していたので「どこで覚えたの?」と聞いたら、「学校で習ったよ!」とのこと。

毎年、春の七草ってなんだっけ?と覚えていない私は素直にすごい!!と思ってしまいました(笑)

後で教科書を見せてもらいましたら、たしかに載っていました・・・(添付画像が教科書に記載されていたものです。)

 

ちなみに、春の七草は以下の七種類です。

( )が現在の名称です。

  1. せり(セリ)
  2. なずな(ペンペングサ)
  3. ごぎょう(ハハコグサ)
  4. はこべら(ハコベ)
  5. ほとけのざ(コオニタビラコ)
  6. すずな(カブ)
  7. すずしろ(大根)

 

東北地方で七草粥?

七草粥は平安時代ころの宮中行事から来ているようです。

正月料理で疲れた胃を休めるためと無病息災を祈って食べるもんだというイメージしかありませんでした。

でも、雪で覆われる冬の東北地方で昔から七草粥が食べられていたのか?(昔はビニールハウスも無いでしょうから)と思い、検索してみましたら、春の七草を入れない粥を食べていたようです!

七草粥は七草すべてが使用されるわけではなく、また地方によっても食材が異なる場合がある。

気候や降雪の関係で七草が摘めない東北地方では、七草を使わない粥を炊く。

農文協から出版された『日本の食生活全集』を元に作成した、大正から昭和初期にかけての時代、1月7日に食されていた料理の一覧表

  • 岩手県九戸郡軽米町 → セリなどを入れた粥
  • 岩手県紫波郡紫波町 → 白粥に数種類の野菜を入れた醤油汁を添えたもの (汁物の具)セリ、高菜、ニンジン、ゴボウ、干し大根、ずいき
  • 岩手県西磐井郡平泉町 → 根菜と大豆製品を煮込んで味噌味をつけたけの汁に、餅入りの小豆粥を添える、(けの汁の具。7種くらいにまとめる)ダイコン、ニンジン、ゴボウ、こんにゃく、油揚げ、せり
  • 岩手県下閉伊郡宮古市重茂 → 元日と同じく、澄まし仕立ての雑煮にクルミを擦って作ったタレをつけて食す、(雑煮の具) ダイコン、ニンジン、ゴボウ、凍み豆腐、はらこ(イクラ)、蒲鉾、セリ、切り餅

Wikipedia 七草がゆ より

沿岸地方のイクラが入っているのにちょっと惹かれてしまいました♪

 

 

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